「グループホームって、高そう」
お子さんのグループホームを検討し始めた親御さんから、よくこの言葉を聞きます。施設のイメージがあるせいか、月10万円以上かかると思っている方も少なくありません。
結論から言えば、費用は思っているよりずっと安く抑えられます。
この記事では、岐阜市でグループホームを運営している私たち「ゆいまち」が、費用の内訳・岐阜市の相場・使える補助制度を正直にお伝えします。
📄 関連記事:施設の選び方・入居の流れを知りたい方は「岐阜市の障がい者グループホーム一覧と後悔しない比較ポイント」もあわせてご覧ください。
① グループホームにかかる費用の内訳
グループホームの費用は、大きく4つに分かれます。
家賃(最も大きな負担)
毎月の家賃が費用の中心です。グループホームの家賃は、一般賃貸とは異なり「サービス費用込み」の設定になっているケースが多いです。
食費
食事の提供がある施設では、月1〜3万円程度が別途かかります。自炊できる施設では抑えられます。
水道光熱費
水道代、電気代、ガス代など。一般的な一人暮らしと同程度を見込んでおくとよいでしょう。
日用品費
トイレットペーパーやボディーソープ、洗濯洗剤など、生活に必要な備品類です。
サービス利用料(介護給付費の自己負担)
障害支援区分に応じたサービス利用料の1割負担です。ただし、所得に応じた上限額(月額0〜37,200円)が設定されているため(※1)、多くの方は低額または0円です。
※1 出典:厚生労働省「障害者の利用者負担」
② 全国・岐阜市の費用相場
全国平均の相場
厚生労働省の調査によると、グループホームの利用者の自己負担額(家賃・食費・サービス費合計)は月平均5〜8万円程度とされています(※2)。
どうでしょう?
「え、思ったより安い」と感じた方も多いのではないでしょうか。
いや、「結構高いな」と感じた方もいるでしょう。
※2 出典:厚生労働省「障害福祉サービス等の利用状況について」
岐阜市内の相場
岐阜市内のグループホームを調査すると、家賃の自己負担は月2〜4万円が一般的です。食費・光熱費を含めると、月6〜10万円程度が現実的なラインです。
障害基礎年金(2級)は月約6.6万円(2026年度)。年金だけでは少し厳しい水準ですが、後述する補助制度を使えば大きく変わります。
障害基礎年金の受給額早見表(2026年度)
グループホームの費用を考えるうえで、障害基礎年金の金額を把握しておくことは重要です。
| 等級 | 月額(目安) | 年額(目安) |
|---|---|---|
| 1級 | 約8.2万円 | 約99万円 |
| 2級 | 約6.6万円 | 約79万円 |
※金額は2026年度の概算です。正確な金額は日本年金機構またはお住まいの市区町村窓口にご確認ください。
③ 知らないと損する2つの補助制度
グループホームの費用を考えるとき、補助制度を外して話すことはできません。正直、この2つを知っているかどうかで、毎月の負担がまるで変わります。
補助制度① 特定障害者特別給付費(補足給付)
低所得の方を対象に、グループホームの家賃の一部として月額最大1万円が支給される制度です(※3)。
条件は「市区町村民税非課税世帯であること」。障害基礎年金のみを収入とする方の多くが対象になります。
つまり、家賃が1万円以下のグループホームであれば、自己負担が実質0円になる可能性があります。
※3 出典:厚生労働省「特定障害者特別給付費(補足給付)について」
補助制度② 障害者総合支援法によるサービス費用の軽減
サービス利用料(1割負担)には月額上限があり、市町村民税非課税世帯の方は0円になります(※4)。家賃以外の負担も大幅に軽減できます。
※4 出典:岐阜県「障害福祉サービスの利用者負担について」
④ 補助制度を使った場合の実際の負担額イメージ
言葉だけでは伝わりにくいので、具体的に計算してみます。
モデルケース:市民税非課税世帯、障害基礎年金2級の方
| 費用項目 | 金額 |
|---|---|
| 家賃 | 月額35,000円 |
| 補足給付(支給) | △10,000円 |
| 家賃自己負担額(補足給付適用後) | 月額25,000円 |
| 光熱費 | 月額15,000円 |
| 日用品 | 月額3,000円 |
| 食費 | 朝食:400円 夕食:600円 |
| サービス利用料 | 0円(非課税世帯) |
| 月の合計負担 | 約7〜8万円 |
障害基礎年金2級(約6.6万円)から支払う場合、毎月1〜2万円が足りない計算です。趣味や外食、ちょっとした贅沢をするためには、事業所での工賃を得るか、親族からの援助が必要です。
一般的な障がい者グループホームでは、光熱費や日用品費、食費にあまり差額はでませんが、家賃は各グループホームによってまちまちです。そのため、家賃の安いグループホームであれば生活しやすいですが、都心部であれば、必然的に家賃が高くなるため、注意が必要になります。
⑤ 岐阜市で実際に9,900円で暮らせるグループホーム
ここまで読んでいただいた方には、正直にお伝えします。
この家賃自己負担額をたった9,900円に実現しているのが、私たち「ゆいまち」です。
なぜ9,900円にできるのか
「安いのには何か裏があるのでは?」——そう思う方がいても当然です。
ゆいまちを立ち上げた代表の島崎は、もともと不動産会社の経営者です。創業28年の不動産業で培ったノウハウを活かし、空きアパートを適正価格で借り上げることで、建設コストをゼロにしています。
「福祉施設を新たに建てる」のではなく「すでにある資産を賢く活用する」——この発想が、9,900円という家賃を生み出しています。
支援の質を落としているわけでも、どこかにコストを押しつけているわけでもありません。ただ、不動産のプロだからこそできる物件の取り方をしているだけです。
ゆいまちの費用概要
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 家賃(自己負担) | 月額19,900円 |
| 補足給付(支給) | △10,000円 |
| 家賃自己負担額(補足給付適用後) | 月額9,900円 |
| 光熱費 | 月額12,000円 |
| 日用品費 | 月額3,000円 |
| 食費 | 朝食:400円 夕食:600円 |
| サービス利用料 | 0円(非課税世帯) |
| 月の合計負担 | 月額25,000円+食事代実費 |
初期費用について
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| 家具・家電(冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・テレビ) | 無料設置(キャンペーン適用) |
| 敷金・礼金 | なし |
| 引越し費用 | 実費(荷物が少ない方が多いため最小限) ※提携業者あり |
ゆいまちでは、家具・家電がすべて揃っているため、手ぶらで新生活を始められます。
体験入居について
「入ってみたら思っていたのと違った」——そんな後悔を防ぐために、ゆいまちでは体験入居を受け付けています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 体験期間 | 2泊3日〜(最大30日間)、 1週間を推奨 |
| 費用 | 日額1,100円(家賃、光熱費、日用品費込み) |
| 食費 | 朝食400円・夕食600円(利用した分のみ) |
| 持ち物 | 着替えのみでOK(家具・家電・寝具は揃っています) |
| 申込方法 | TELまたはWEBフォームからご連絡ください |
※体験入居期間中は、特定障害者特別給付費(補足給付)の対象外となります。費用は全額実費負担となります。 正式入居後から補足給付の申請が可能です。
また、体験入居には、事前に障害福祉サービス受給者証への「共同生活援助」の支給決定が必要です(※)。
まだ手続きが済んでいない方も、まずはご相談ください。相談支援専門員と連携してサポートします。
※ 出典:厚生労働省「障害者グループホームの体験利用について」
この記事を書いた人
島崎慎吾(しまざき しんご)
優しい街と株式会社 代表取締役
愛知県一宮市を拠点とする不動産会社で28年の経営実績を持つ。2025年11月、障がいのある方が「好みの部屋を選んで暮らせる」グループホームを実現するため、優しい街と株式会社を設立。2026年4月、岐阜市にアパート型完全個室グループホーム「ゆいまちとひとり」を開設。
「費用が不安でグループホームを諦めていた」という親御さんの声を何度も聞いてきた。補助制度を正しく使えば、想像よりはるかに安く暮らせることをもっと多くの方に知ってほしいと思い、この記事を書いています。
📞 050-1793-9000
🌐 https://yuimachi.jp
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