「子どもにそろそろ自立してほしいけれど、いきなりの一人暮らしは心配……」
「従来のシェアハウス型の障がい者グループホームだと、他の入居者との人間関係やプライバシーが不安」
「親である私たちが動けなくなった後、この子はどこで、誰に支えられて生きていくのだろう」
岐阜市や、隣接する一宮市、山県市、各務原市、瑞穂市、羽島市などにお住まいで、比較的軽度の精神障害や知的障害をお持ちのお子様を育てる親御様、ご家族様。このような尽きないお悩みを抱えてはいませんか?
これまでの福祉サービス(共同生活援助)といえば、一つの大きな家を複数人でシェアする「シェアハウス型」が一般的でした。しかし今、岐阜の地で、まったく新しい形の住まいである「アパート型(アパートタイプ)」の障がい者グループホームを選ぶ方が急増しています。
この記事では、なぜ今アパート型が選ばれているのか、誠に勝手ながら、なぜこれほど多くのメリットがありながら「全国的にアパート型が極めて少ないのか」という裏事情について、私たち「ゆいまち」の見解を交えて詳しく解説します。
さらに、現在「ゆいまち」のアパートで、ご家族の手を離れて「自分らしい一人暮らしの練習」をスタートさせた2人の入居者様のリアルな実例ストーリーをご紹介します。代表である私が現場で目撃した、胸が熱くなるような変化のドラマをぜひご覧ください。
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「子どもにそろそろ自立してほしいけれど、いきなりの一人暮らしは心配……」「シェアハウス型の障がい者グループホームだと、他の入居者との人間関係やプライバシーが不安」「親である私たちが動けなくなった後、この子はどこで、誰に支えられて生きていくのだろう」 岐阜市や、隣接する一宮市、山県市、各務原市...
なぜ今、岐阜で「アパート型(完全個室)」の障がい者グループホームが選ばれるのか?
岐阜市内やその周辺の地域において、福祉住居へのニーズは多様化しています。その中でも、特に自立志向の高い方やプライバシーを大切にしたい方に選ばれているのが「アパート型」です。その理由を、従来のスタイルとの比較から紐解いていきます。
シェアハウス型との違い:プライバシーと「一人暮らし」へのステップ

従来のシェアハウス型グループホームは、一つの建物の中に個人の個室があり、リビング、お風呂、トイレ、キッチンなどは全員で共有するスタイルが主流です。これは「常に誰かがそばにいる安心感」がある一方で、他人の生活音や気配が気になって精神的に休まらなかったり、人間関係のトラブルが起きやすかったりするという課題も少なくありませんでした。
これに対して、私たちが導入しているアパート型(アパートタイプ)のグループホームは、通常の賃貸ワンルームマンションやアパートと全く同じ構造です。ひとつの部屋の中に、自分専用のバス、トイレ、キッチン、そして玄関が備わっています。
・完璧なプライバシーによる精神的安定
お部屋の鍵を閉めれば、そこは完全に自分だけの空間(完全個室)です。精神障害や知的障害の特性として、「他人の視線や音に敏感で疲れやすい」という方がいらっしゃいます。そうした方にとって、誰にも気兼ねなく過ごせるマイルームがあることは、何よりの精神的安定に繋がります。
・「一人暮らし」の予行練習ができる
アパートタイプの部屋に住むことは、将来的な「完全な一人暮らし」に向けた最大の訓練になります。自分で洗濯機回す、自分の部屋を掃除する、マイペースに料理に挑戦してみる。こうした生活スキルを、福祉のバックアップを受けながら一つずつ身につけることができます。いわば、「安全装置のついた一人暮らし」の場が、アパート型障がい者グループホームなのです。
【ゆいまちの見解】これほど理想的な「アパート型」が、なぜ全国的に少ないのか?
入居者様にとっても、自立を願うご家族にとってもメリットばかりに見えるアパート型グループホームですが、実は全国的に見てもその数は非常に少なく、普及が進んでいないという厳しい現実があります。
なぜ、どこの福祉事業者もアパート型をやりたがらないのか、あるいは作りたくても作れないのか。不動産と福祉の現場を知り尽くす私たち「ゆいまち」のリアルな見解をお話しします。そこには、大きく分けて「社会的な理解(壁)」と「福祉経営上の構造(壁)」という2つの理由があります。
理由1:大家さんや管理会社の理解が得られない「障害への心理的障壁」
最大の理由は、物件を所有する大家さんや不動産管理会社の理解がまだまだ得られないという点にあります。
「歳をとること(高齢になること)」はすべての人間に共通して訪れる未来であるため、シニア向けの入居に対する理解は少しずつ広がっています。しかし、「障害を持つこと」は全員に当てはまるわけではありません。そのため、どうしても「自分とは関係のない世界のこと」と捉えられがちになり、世間の理解が追いついていないのが現状です。
理解がないがゆえに、大家さんや管理会社は「障害のある方が入居することで、近隣トラブルが起きるのではないか」「家賃が滞るのではないか」といった、実態とは異なる過度な心配や偏見を抱いてしまいます。そのため、事業者が「アパート型グループホームとして物件を借りたい」と申し出ても、門前払いをされてしまうケースが後を絶ちません。これが、全国でアパート型が増えない1つ目の大きな壁です。
理由2:人員配置と国からの報酬のバランスという「経営上の限界」
2つ目は、福祉事業を運営する上での法律と、お金(国からの給付報酬)の仕組みに原因があります。
現実の不動産市場では、都合よく「同じ建物内にたくさんの空き室」があるわけではありません。もし、ひとつのアパートに「3室」や「4室」しか空き室がない状態でグループホームを開設した場合、事業運営は極めて困難になります。
なぜなら、グループホームの運営費用は国から支払われる「給付報酬」で成り立っていますが、入居者の人数が少ない(3〜4名)と、国から得られる報酬総額が非常に少なくなってしまいます。一方で、入居者様に安全に暮らしていただくためには、日中や深夜であっても、必要な支援を行うための専門スタッフを配置しなければなりません。
人数が少ないのにスタッフを配置し続けると経営は赤字になってしまいます。これを無理に成り立たせようとすると、事業者は人件費を削るしかなくなり、結果として「スタッフの人数が足りない」「十分な見守りができない」という事態に陥ります。スタッフの手が回らなくなれば、入居者様に対して「あれをしてはダメ」「これをしてはダメ」と制限をかけるような、自由度の低い、窮屈な支援にならざるを得ない可能性が出てくるのです。このリスクがあるからこそ、多くの福祉事業者はアパート型の運営に二の足を踏み、効率よく1箇所に多くの人数を集められる「シェアハウス型」ばかりを作ってしまうのです。
【実例ストーリー①】家族の援助なし・生活保護から「自分の力で生きる基盤」を創り始めた20代・Mさんの物語

では、実際に「ゆいまち」のアパート型グループホームに入居された方は、どのような変化を遂げているのでしょうか。まずは、精神障害(統合失調症)を持つ20代前半の男性、Mさんのストーリーをご紹介します。
インテリアに一目惚れ。「親元を離れて自立したい」という強い意思
Mさんと初めて出会ったのは、今から約2ヶ月前のことでした。まだ20代前半で、あどけなさや子どもっぽさも残る彼でしたが、胸の内には「親元を離れて、自分の力で自立した生活を送りたい」という非常に強い、真っ直ぐな意思を持っていました。
ご家族との関係が上手くいっておらず、家族からの経済的・精神的な援助は一切受けられないという厳しい孤立状態に置かれていたMさん。彼は、近くの相談員さんと一緒に、オープンしたばかりの私たちのホーム「ゆいまちとひとり」へ見学にやってきました。
その際、彼が何よりも目を輝かせたのが、お部屋の「インテリア」でした。
「おしゃれ!ここに、ぜひ住みたいです!」
プライバシーが守られた自分だけの空間と、清潔で温かみのあるインテリアに一目惚れした彼は、そこからトントン拍子で体験入居へと進むことになりました。
グループホームへの入居を考えているけれど、「実際に住んでみないとわからない」と感じている方は多いと思います。 そのために体験入居という制度があります。ゆいまちでは、最大30日間の体験入居を受け入れています。この記事では、費用の内訳・必要な手続き・体験の進め方を、できるだけ具体的にお伝えします...
ホテル感覚では意味がない。ゆいまちが「1ヶ月の体験入居」にこだわる理由
ここで、私たちの運営における「独自のこだわり」についてお話しさせてください。
一般的なグループホームの体験入居といえば、2泊3日や3泊4日といった、ごく短い期間に設定されていることがほとんどです。しかし、「ゆいまち」では、体験入居の期間を基本「1ヶ月」と長く設定しています。これには明確な理由があります。
2〜3日程度の短い体験だと、ご本人がどうしても「ホテルや旅行」のような感覚で過ごしてしまいます。それでは、その方が実際に一人暮らしを始めたときに、どれくらい身の回りのことができるのかという「本当の生活スキル」を把握することができません。
1ヶ月という期間があれば、当然、自分で洗濯をしなければ服がなくなります。部屋が汚れれば掃除が必要ですし、お腹が空けばご飯の準備をどうするか考えなければなりません。一通りの生活を実際に体験し、課題や必要なサポートを見極めて初めて、本当の意味での「自立の練習」が始まります。これが、アパート型(一人暮らし型)のホームを本気で運営する私たちの思想です。(※Mさんの場合は、役所との調整や事前の金銭的な事情を考慮し、特例として2週間の体験からスタートしました)
福祉の枠を超えた伴走と、つらい時期を支えた「世話人の傾聴」
家族の援助がないMさんは、入居にあたって初期費用を用意するのも難しい状態でした。そこで私たちは、地域の相談員さんとしっかりと連携し、生活保護の申請手続きをイチから泥臭くお手伝いすることから始めました。住まいを提供するだけでなく、その人が社会で生きていくための「基盤」を一緒に創るのが私たちの役目だからです。
生活がスタートしてからも、決して平坦な道ばかりではありませんでした。Mさんは病気の特性や、これまでのご家族との関係のストレスなどから、精神的に不安定になり、お薬を過剰に摂取して嘔吐してしまうような、ハラハラする瞬間もありました。新しい環境に慣れない最初の1週間は、夜も眠れず、強い不安そうな表情を見せていました。
しかし、私たちは彼の「自立したい」という本音の芽を、絶対に摘みたくありませんでした。現場のプロである世話人スタッフが、彼のつらい気持ちに徹底的に寄り添い、じっくりと時間をかけて「傾聴(お話を聞くこと)」を続けました。
日中活動先として、まずは生活スキルを学ぶ「自立訓練プログラム」に通い始めましたが、お薬の副作用などでどうしても身体がつらく、外に出られない日もあります。そんな日は、無理に外に連れ出すのではなく、私たちがホームでの日中支援を柔軟に行い、彼のペースを最優先に見守り続けました。
「将来は働いてこんなことがしたい!」ニコニコ笑う彼の夢
体験入居のスタートから1ヶ月(見学から約2ヶ月)が経った今、Mさんの表情は見違えるほど変わりました。あんなに不安そうだった夜も今ではぐっすり眠れるようになり、新しい生活リズムにかなり慣れてきています。ホームの中でスタッフや他の利用者さんとすれ違う際にも、自分から進んで気持ちのいいコミュニケーションを取れるようになり、一歩ずつ、確実に前を向いています。
先日、Mさんが私のところへやってきて、こう話してくれました。
「将来は、自分でちゃんと働いて、こんなことがしたいんです。こんな夢があるんですよ!」
そう言ってニコニコと満面の笑みで将来の夢を語ってくれる彼の姿を見たとき、スタッフ一同、胸の奥が熱くなりました。この先、また壁にぶつかることもあるかもしれません。しかし、彼が夢に向かって進むその手を、私たちは少しでも手助けし、支え続けたいと心から願っています。
「この子が大人になったとき、どこで、誰と、どうやって生きていくんだろう」 夜中にそんなことを考えたことが、一度でもあるなら——この記事はあなたのために書きました。 岐阜市でグループホームを探している方へ向けて、費用のこと、選び方のこと、入居までの流れを、できるだけ正直に、わ...
【実例ストーリー②】限界を迎えた親子関係。「一人暮らしの本能」を支える30代・Rさんの物語

続いてご紹介するのは、最近入居されたばかりの30代の男性、Rさんのエピソードです。Mさんとはまた全く異なる背景を持った、非常にリアルな事例です。
「もう口も聞きたくない、縁を切りたい」お父様が漏らした痛切な本音
知的障害(ADHD・自閉症傾向)の特性を持つRさんは、1ヶ月ほど前、お世話になっているA型就労事業所の社長さんからの直接の紹介で、ゆいまちの見学にやってきました。
彼にとって、今回が人生で初めてのグループホーム利用です。見学の際、「どうしてグループホームに入りたいと思ったの?」と尋ねると、彼は少し暗い表情で「家族となかなか上手くいっていなくて……。家で飼っているペットの匂いや、生活の音がどうしても耐えられないんです」と話してくれました。自閉症の特性として、感覚過敏(音や匂いに過度に敏感)な面があったRさんにとって、一戸建ての家族同居生活は、限界を迎えていたのです。
その後、入居の手続きを進め、先日、契約書の読み合わせのためにRさんのお父様が保証人として事務所にいらっしゃいました。その際、お父様がポツリと、私にこう漏らされたのです。
「……保証人には、どうしてもならなければいけませんか?」
その言葉の裏にある理由を、お父様は絞り出すように話してくださいました。実は、この入居を巡って、親子間で激しい大喧嘩があったのです。自閉症の特性もあり、Rさんは相手の気持ちを慮ることが苦手で、これまで20数年間、家族として必死にお世話をして支えてきてくれたお父様に対し、かなりきつい言葉をぶつけてしまっていました。時には取っ組み合いの喧嘩もあったそうです。もちろん、Rさんに悪気はありません。しかし、真正面から何十年も向き合ってきたお父様の心は、もうボロボロに傷つき、限界を迎えていたのです。
「正直、もうがっかりした。縁を切って家を出ていくと言うから、もう縁を切りたい。口も聞きたくないんだ」
同じ親として、私はお父様のその言葉が、どれほどの絶望と疲れから出たものか、痛いほど胸に刺さりました。「障害がある我が子」だからこそ、世間の誰よりも大切に、必死に育ててこられたはずです。その結果としての「縁を切りたい」という本音。これは、決して冷酷な言葉ではなく、限界まで頑張り続けた親御様の悲鳴でした。
障害があろうとなかろうと、親元を離れたいのは「人間の本能」
私はお父様にこうお伝えしました。
「お父さん、本当にこれまで、よく頑張ってこられましたね。お父さんのお気持ち、本当によく分かります。でもね、子どもが障害があろうとなかろうと、ある程度の年齢になったら『親元を離れて自立したい、自分の城を持ちたい』と思うのは、人間としての本能なのかもしれないですね」
親の気持ちと、子どもの気持ちが、まったく別の方向を向いて激突してしまう。それは、障害の有無に関係なく、どの家庭でも起こる自立の痛みなのだと思います。
「お父さん、色々あったけれど、戸籍の縁は切れません。保証人にはなってもらわなければ困りますが、その代わり、これからの彼の生活の責任と、何かあった時のバックアップは、私たち『ゆいまち』がすべて引き受けます。安心してください」
身寄りのない方であれば、私たちは保証人不要で受け入れるケースもあります。しかし、この親子の場合は、これ以上関係が悪化しないよう、私たちが間に入ってクッションになる役割を果たすことが必要だと判断しました。私たちが責任を持って彼を支えることで、お父様にも少し肩の荷を下ろし、ご自身の人生を休んでいただきたかったのです。
「自分で稼いだお金で生きる」趣味と自炊を楽しむ生活
Rさんの「ゆいまち」での生活が始まりました。彼は自分で料理(自炊)ができるため、私たちのホームでは食事の提供はあえて付けず、自分で買ってきた食材を使ってマイペースに食事を用意しています。
日中は、ご紹介いただいた就労継続支援A型事業所に毎日元気に通っています。そこで自分が一生懸命に働いて稼いできたお金で、大好きな趣味である「推し活」のために遠方の関西まで遠征に出かけるなど、実に生き生きと、アパートでの完全個室ライフを満喫しています。
シェアハウス型で家賃が3万円以上する施設が多い中、ゆいまちは完全個室で家賃2万1000円(補助適用で実際の自己負担額は月額11,000円)。水道光熱費や日用品費を合わせても、毎月の固定費はわずか26,000円です。就労A型事業所で本人が稼ぐお給料の範囲内、もしくは就労B型事業所の工賃+障害年金で、十分に余裕を持って自立生活を組み立てることができています。
スタッフ一同が驚いた、ご本人の「大人の気遣い」
生活が始まって間もないある日、私たちはRさんの「ある行動」に驚かされ、そして深い感動をもらいました。なんと、Rさんが自分の意志で、お菓子の菓子折り(カステラとラスク)を抱えてホームにやってきたのです。
「これからお世話になります。皆さんでぜひ食べてください」
自閉症の特性上、自分の意見が先に出てしまいがちだと聞いていた彼が、自ら大人の挨拶として菓子折りを用意してくれたのです。親御さんが持ってこられるケースはあっても、ご本人が自分の意思でお世話になりますと菓子折りを持参されたのは、私のこれまでの福祉経験の中でも初めてのことで、本当に嬉しかったです。
また、ある日ホームの相談スペースでスタッフとRさんがお話ししている最中、たまたま別の入居者様が3人ほど鉢合わせしてしまったことがありました。その時、Rさんはスタッフに言われる前に、他の入居者様に向かって「今、こういう大事なお話をしているので、ちょっと向こうで待っていてくださいね」と、非常に聞き分けよく、大人の気遣いで場をコントロールしてくれたのです。
私はこれを見て確信しました。「お父様は縁を切りたいほどがっかりしたとおっしゃっていたけれど、このRさんの礼儀正しさや気遣いは、これまで何十年もお父様ご夫婦が諦めずに注いできた愛情と教育の賜物であり、そして今通っている就労先のスタッフの皆さんの丁寧な支援の賜物なんだ」と。
私たちは、そのバトンをしっかりと受け継ぎました。これから彼が社会の中でより生きやすくなるよう、市役所、相談支援事業所、そして就労先のA型事業所と密に連携を取り合い、彼だけの特性に合わせた「適切な距離感のサポート」を日々、スタッフ一同勉強しながら提供しています。
優しい街と株式会社「ゆいまち」が目指す、これからの福祉と社会の未来
MさんやRさんのように、適切な環境(アパート型)と、適切なサポート(専門チームの見守り)があれば、障害を持つ方々は驚くほどの自立心と可能性を開花させます。
だからこそ、私たちは「全国的にアパート型は運営が難しい」と言われている壁を打ち破り、まず岐阜市内に「100居室」のアパート型グループホームを用意することを絶対の目標として掲げ、今、全力で物件の確保とスタッフ教育に奔走しています。これは必ず達成します。
そして、私たちのビジョンは、単にグループホームという「福祉の枠」に留まりません。
私が思い描く「挨拶と会釈から始まる、偏見のない未来」
一般の賃貸アパートの中に、私たちのグループホームの部屋があります。そこには、当然、一般の健常者の方も一緒に暮らしています。
朝、ゴミ捨て場へ行ったとき。
自転車置き場でバッタリ顔を合わせたとき。
アパートの廊下やすれ違ったとき。
入居者様と地域の住民の方が、ごく自然に「おはようございます」と挨拶を交わす。すれ違いざまにペコリと会釈をする。そんな当たり前の日常を重ねていくうちに、地域の住民の方が後からふと、こう気づく瞬間が来ます。
「あ、そういえば、いつも気持ちよく挨拶してくれるあの人、障害があるって聞いていたな。全然そんな風に見えなかったな。普通の、すごく良い青年じゃないか」
この小さな気づきの積み重ねこそが、地域社会にある見えない「偏見」や「なんとなく怖い」という壁を、一番綺麗に溶かしていくと信じています。
グループホームさえも卒業し、自分の名義でアパートを借りて生きる
地域の理解が広がれば、大家さんや管理会社も障害を持つ方への物件の提供を怖がらなくなります。そうなれば、将来的にはグループホーム(福祉サービス)という守られた場所さえも卒業し、精神障害や知的障害を持つ方々が、一般の人と同じように、自分の名前で一般のアパートを契約し、完全に自立して暮らしていく未来が創れるはずです。
その時、私たちが経営する「優しい街と株式会社」の本領が発揮されます。福祉の現場でその人の特性や生活スキルを誰よりも知っている私たちが、今度は「不動産会社」として、彼らの賃貸契約や大家さんとの架け橋を全面的にサポートする。
さらに、住まい(住の部分)だけでなく、これからは生きていくために最も大切なお金(働く場所)を確保するため、将来的には独自の就労継続支援B型事業所の開設も計画しています。
「住む場所(アパート型ホーム)」と「働く場所(就労支援)」の2つをセットでしっかりと準備していく。これができれば、親御様が亡くなられた後であっても、お子様は自分の力で、地域の優しい人々に囲まれながら、何とか一人で生きていくことができます。
まとめ&お問い合わせ(見学・体験入居の案内)
障がいをお持ちのお子様が、ひとりの大人としてプライバシーを守りながら、自立した「一人暮らし」への一歩を踏み出す。そして、ご家族の皆様が「この子にはもう、一生モノのサポートチームがついている」と安心できる場所を見つける。
それが、私たち「ゆいまち」の存在意義です。
今回ご紹介したMさんやRさんの物語は、決して特別なケースではありません。環境さえ整えば、どのお子様にも眠っている「自立の本能」の姿です。
満室間近ですが、若干名の見学・体験入居を受け付けています
2026年4月にオープンした定員7名のアパート型ホーム「ゆいまちとひとり」ですが、おかげさまで非常に多くのお問い合わせをいただき、現在【満室】となっております。
そのため、7月には2名定員を増やします。
しかし、私たちは「将来のために、今のうちから自立の練習をさせておきたい」と願うご家族の想いに、少しでも応えたいと考えています。現在も問い合わせ多数あり、希望者分のお部屋を用意することはできません。そのため、入居時期は要相談となりますが、【将来を見据えた若干名の見学・体験入居の募集】を、今のうちに受付させていただきます。
・実際のワンルームの広さや、お風呂・キッチンの使いやすさはどうだろう?
・スタッフはどんな雰囲気で、話を聞いてくれるのだろう?
・周辺の環境は静かで過ごしやすいだろうか?
文字や写真だけでは伝わらない、お部屋の居心地の良さや、私たちのチームの温かさを、ぜひ直接肌で感じてみてください。
拠点のある岐阜市内の方はもちろん、近隣の一宮市、山県市、各務原市、瑞穂市、羽島市、本巣市など、市外・愛知県からのご相談や受給者証の手続きも、私たちのチームが丸ごと伴走サポートいたします。この貴重なアパートタイプの枠が完全に埋まってしまう前に、お早めにお問い合わせいただけますと幸いです。
皆様からのお問い合わせを、チーム一同、心よりお待ちしております。
関連記事:障がい者グループホームの比較ポイントをより詳しく知りたい方は下記の記事もあわせてご覧ください。
岐阜市でグループホームを探している方、または家族のために調べている方へ。 この記事では、実際に岐阜市でグループホームを運営している私たちゆいまちが、施設の概要と選び方のポイントを正直にお伝えします。 関連記事:制度・費用・入居の流れをより詳しく知りたい方は下記の記事もあわせてご覧くださ...
お電話でのお問い合わせ: 050-1793-9000(受付時間:平日 9:00〜18:00)
運営会社: 優しい街と株式会社(ブランド名:ゆいまち)
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