岐阜の障がい者グループホーム

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この本は、岐阜市・各務原市の現場から生まれました

「私が死んだら、この子はどうなるんだろう」

岐阜市・各務原市を拠点にグループホームを運営していると、こうした言葉を親御さんから何度も聞いてきました。知的障害、精神障害、ASD、ADHD——障害の種類や程度はそれぞれ違っても、「親なきあと」への不安は、すべての親に共通しています。

私自身、創業28年の不動産会社を経営しながら、相続・遺品整理・成年後見・家族信託の現場に数多く関わってきました。そのなかで何度も目にしてきたのが、「お金は残っていたのに、子どもを守るチームがなかった」という悲劇です。

ゴミ屋敷と化したアパートで発見された数千万円の通帳。亡くなった親が、障がいのある我が子のために必死に積み上げてきたお金でした。しかしそのお金は、誰にも使われることなく眠っていました。足りなかったのはお金ではなく、「そのお金を使って、この子を助けてくれる人」とのつながりだったのです。

少し前のことですが、愛知県一宮市の富澤さん(仮名)からご相談をいただきました。岐阜市の就労継続支援B型に通っているお子さんのことで、「一人暮らしをしたいと本人が言っているが、完全な一人暮らしは心配。でも共同生活も苦手で、どこも高くて現実的でない」とのことでした。一宮市から岐阜市への県またぎの通所は、本人にとっても家族にとっても、なかなかの負担です。

ゆいまちグループホームは、その就労B型からバス一本でアクセスできます。夜間の支援体制があり、静かな環境で「自分らしい生活ができそう」と富澤さんのお子さんにも感じていただけました。「本人が一歩踏み出そうとしているとき、親として挑戦させてあげたかった」という富澤さんの言葉が、今も心に残っています。

こうした現場の声と経験が、本書を書くきっかけになりました。

著書:親はお金を残すな、チームを残せ

 障がいのある子が「親なきあと」も笑って暮らすための「最強チーム」の作り方

著者:島崎慎吾
発行:2025年12月25日 優しい街とパブリッシング
Kindle版・ペーパーバック版 発売中

Amazonで見る(外部リンク)→

本書が伝えること

福祉の制度を知ることは大切です。でも、本書が伝えたいのはそこではありません。

制度は3年ごとに変わる。支援者はいつか辞める。親は必ず先に死ぬ。

この3つの現実を直視したうえで、「それでも子どもが笑って暮らせる仕組み」をどう作るか。
その答えが、「チームを残す」ことです。

本書では、20年間・延べ10万人以上と向き合ってきた飛び込み営業の経験と、不動産・相続・グループホーム運営の現場知識を組み合わせ、親が「介護者」から「経営者(社長)」へとシフトするための具体的な方法を解説しています。

本書の目次

【其の一】心の準備

親は介護者を辞めて「社長」になれ。福祉の限界を知り、現場を離れても罪悪感に潰れない心の土台を作る。

【其のニ】採用計画

支援者は「ガチャ」ではなく、選び取るもの。3分で相手の本質を見抜く「質問力」と、ダメな担当者の3大特徴を解説。

【其の三】交渉・コミュニケーション術

相談支援専門員・役所・医師・グループホームを「味方」に変える交渉術。「できません」と言われてからが交渉のスタート。

【其の四】経営戦略

「持ち家かグループホームか」「賃貸契約を勝ち取るプレゼン資料の作り方」など、住まいの選択を経営判断として考える。

【其の五】組織(チーム)運営

兄弟姉妹との役割分担、親族会議のファシリテーション、支援員の入れ替え戦。チームを動かすマネジメント術。

【其の六】財務戦略

「いくら残せばいいか」の最終解。成年後見制度の不都合な真実、家族信託の活用法、悪徳業者への防衛策。

【其の七】経営シミュレーション

重度・軽度それぞれのケーススタディ。「親が急死した直後の空白の1週間マニュアル」を具体的に解説。

【其の八】業務引継書

エンディングノートではなく、「誰が来ても同じケアができる」業務マニュアルの作り方。親心の残し方。

【其の九】事業承継

あなたの死は「終わり」ではなく、最後のバトンパス。子どもの人生という「事業」を次の担い手に渡す方法。

こんな方に読んでほしい

  • 知的障害・精神障害・ASD・ADHDのお子さんを持つ親御さん
  • 「親なきあと」が不安だが、何から手をつければいいか分からない方
  • 8050問題が他人事ではなくなってきた方
  • グループホームへの入居を検討しているが、選び方が分からない方
  • 福祉の担当者や役所との交渉が苦手だと感じている方
  • 成年後見制度や家族信託について、正確な情報を得たい方

岐阜市・各務原市はもちろん、瑞穂市・羽島市・笠松町・岐南町・大垣市など岐阜県南部エリアや、愛知県北部(一宮市・江南市・稲沢市・名古屋市エリア)の親御さんからも、本書をきっかけにご相談をいただいています。

著者プロフィール:島崎慎吾

愛知県一宮市出身。創業28年の不動産会社社長。遺品整理・相続・成年後見・家族信託の現場に数多く携わるなかで、「親なきあと問題」の深刻さを目の当たりにしてきた。

20年間の飛び込み営業経験(延べ10万人以上との商談)で培った「人を動かすコミュニケーション術」を福祉の現場に応用。岐阜市を拠点に、障がい者グループホーム「ゆいまち」を運営。知的障害・精神障害・発達障害(ASD・ADHD)のある方の地域生活を支援している。

営業の世界で学んだのは、「人が一番動くのは、ノルマのためではなく、『あの人のために』という想いだ」ということでした。グループホームの仕事も、不動産の仕事も、結局は同じだと思っています。目の前の親御さんと、そのお子さんの顔を思い浮かべながら、この本を書きました。

「お金より、チームを残す」という考え方を広めるため、2025年12月、本書を上梓。

岐阜・愛知エリアでグループホームを探している方へ

本書を読んで「実際に相談したい」「グループホームを見学したい」という方は、ゆいまちグループホームの公式サイトからお気軽にお問い合わせください。

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