完全個室で自分らしい暮らしを——ゆいまちが選ばれる理由
「グループホームに入ることは考えているけれど、他の人と空間を共有することへの不安がある」
「他人の生活音が気になって、ストレスになる」
「一人暮らしは難しいかもしれないけれど、施設のような雰囲気の場所は嫌だ」
「プライバシーを守りながら、困ったときだけ支援を受けたい」
そんな思いを持つ方、あるいはそう願うご家族の方に、ぜひ知っていただきたい選択肢があります。
それが「アパート型グループホーム」です。
ゆいまちは岐阜県岐阜市の、完全個室・アパート型の障がい者グループホームです。
このページでは、アパート型グループホームとはどんな場所か、一般的なグループホームとの違い、そして「ゆいまちだから選んだ」と言っていただける理由を、丁寧にお伝えします。
アパート型グループホームとは何か
「グループホーム」と聞いて多くの方がイメージするのは、一戸建ての住宅に複数人が住み、共同で生活する「シェアハウス型(共同生活型)」ではないでしょうか。これは全国的にも多く、岐阜県内でも最も一般的な形態です。
令和6年度全国グループホーム実態調査報告によると、一戸建て型が4,206ホーム、集合住宅(アパート・マンション)が1,196ホームで、全体の78%が一戸建て型となっています。
一方「アパート型グループホーム」は、一棟のアパートやマンションの各部屋を、入居者がそれぞれ個別に使う形態です。鍵のかかる自分だけの完全個室を持ちながら、同じ建物内に生活支援スタッフが常駐しているのが最大の特徴です。
「一人暮らしに近い自由さ」と「グループホームの安心感」——その両方を同時に実現した、新しい形の住まいですが、全国にある障がい者グループホームの2割にも満たないのが実情です。
一般的なグループホームとの違い(比較表)
| 項目 | 一般型(シェアハウス型) | アパート型(ゆいまち) |
|---|---|---|
| 居室 | 個室または共用スペースあり | 完全個室・鍵付きワンルーム |
| プライバシー | 生活音・動線が共有されやすい | 完全に守られる |
| 生活リズム | 他の入居者と合わせる場面が出る | 自分のペースで完全に自由 |
| 他の入居者との関係 | 日常的に顔を合わせる | 廊下に出ない限り会わなくていい |
| スタッフとの距離 | 同じ屋根の下に常駐 | 同じ建物内・必要なときに呼べる |
| 雰囲気 | 施設・共同生活感がある | 一人暮らしに近い |
「完全個室」とはどういうことか
ゆいまちの「完全個室」は、一般的な賃貸アパートやマンションのワンルームとまったく同じ構造です。それぞれに玄関があり、自分だけの鍵があり、スタッフが無断で入ることはありません。起きる時間も、部屋での過ごし方も、インテリアも——すべて自分で決められます。
「部屋に急に入ってこられる感覚が怖い」
「隣の声が気になる」
「自分だけの空間がないとしんどい」
「他の人と同じ空間で過ごすのがきつい」
——こうした声は、精神障害・発達障害をお持ちの方からとくに多く聞かれます。自分の領域が守られているという感覚は、毎日の安心感と精神的な安定に直結します。
鍵ひとつが、気持ちを大きく変えることがあるんですよね。
アパート型グループホームの3つのメリット
① プライバシーが完全に守られる
グループホームへの入居をためらう理由として、最も多く聞かれるのが「プライバシーへの不安」です。他の入居者との関係、生活音、スタッフに常に見られているような感覚——これらはシェアハウス型の構造上、どうしても生じやすいものです。
アパート型であれば、廊下に出なければ他の入居者と顔を合わせることはありません。気が向いたときに共有スペースで話すことも、ずっと自分の部屋で過ごすことも、どちらも選べます。
「他人と暮らすことへの心理的な負担」を、建物の構造そのものが解消してくれます。
人の気配が常にあることが苦手な方、感覚過敏がある方、疲れたときに一人になれる場所が必要な方——そういう方にとって、完全個室のアパート型は「ようやく合う場所が見つかった」と感じられる環境です。
② 一人暮らしに近い、自由な生活リズムが持てる
何時に起きて、何時に寝るか。夕食をみんなと一緒に食べるか、部屋で食べるか、外で済ませるか。休日にどこで何をするか——こうした日常の小さな選択を自分でできることは、自立した生活の基礎です。
シェアハウス型のグループホームでは、食事の時間や外出の報告など、他の入居者やスタッフと生活のリズムを合わせることが必要になる場面が出てきます。それ自体が悪いわけでは必要なことです。
しかし、「自分のペースで生きたい」という方には、窮屈に感じられることもあります。
アパート型であれば、自分のペースが完全に守られます。「施設っぽさ」を感じることなく、普通の一人暮らしに近い感覚で毎日を過ごせます。「グループホームに入ったら生活が管理される」というイメージをお持ちの方に、ぜひ一度ゆいまちを見学していただきたいのはそのためです。
アパート型が一番良いということではなく、あなたが何を求めているかによって、共同生活型なのかアパート型なのか、それも選択が変わってくるということなのです。
③ 困ったときにすぐ頼れる——夜間も安心できる環境
アパート型グループホームの最も大切な特徴は、「一人だけど、一人じゃない」という環境にあります。
扉の向こうには、いつでも声をかけられるスタッフがいます。体調が突然悪くなったとき、気持ちが不安定になったとき、何か困ったことが起きたとき——自分だけでは解決できないことがあっても、すぐに頼れる人が近くにいます。
ゆいまちでは夜間支援にも対応しています。夜中に体調が変化しても、急なことが起きても対応できる体制を整えています。一人暮らしでは絶対に得られない、この「夜間の安心」はご本人だけでなく、ご家族にとっても非常に大きな違いです。
「ここだから安心して暮らせる」——利用者・ご家族の声
実際にゆいまちで暮らしている方から、こんな声をいただいています。
── 利用者の方より
「一人暮らしはずっとしてみたかったけれど、何かあったときのことを考えると、どうしても踏み出せなかった。ゆいまちなら、自分だけの部屋でプライバシーも守られるし、困ったときはすぐスタッフに頼れる。自由なのに、ひとりじゃない。ちょうどいい距離感で暮らせています」
── ご家族より
「夜間の支援があると聞いて、正直ほっとしました。本人に一人暮らしをさせてあげたい気持ちはあっても、夜に何かあったらという不安がずっとあって。ゆいまちに入ってからは、本人も生き生きしているし、私たちも安心して眠れるようになりました」
「自由と安心のちょうどいいバランス」——それがゆいまちに多くの方が求めてきてくださる理由です。
他のグループホームから転居してくる方が多い理由
ゆいまちへの問い合わせの中で、少なくない割合を占めるのが「現在、別のグループホームで生活しているが、ここに転居したい」というご相談です。
理由としてよく聞かれるのは、次のようなものです。
- 他の入居者との関係に疲れてしまった
- プライバシーがなく、自分の空間が持てない
- 生活リズムを合わせることが、ストレスになっている
- もっと自分らしく、自立した生活がしたい
- 部屋が「自分の場所」という感じがしない
グループホームでの生活を実際に経験したからこそ、「完全個室・アパート型」という環境の価値がわかる。そういう方がゆいまちに転居してくることが多くあります。
「前のホームが悪かったわけではない。ただ、自分にはこの形が合っていた」——そんな声をいただきます。
グループホームに向き・不向きがあるのではなく、「どんな形態が自分に合っているか」があるだけです。
合う場所で暮らすことが、豊かな毎日につながります。
ゆいまちが大切にしていること——「選ぶ」ことが、自立につながる
ゆいまちには、運営の根幹にある考え方があります。
「利用者が自分で選択できることが、本当の自立につながる」
「選ぶ」ということの本当の意味
障がいのある方の生活を支援する現場では、「本人の意思」よりも「安全」や「効率」が優先されてしまうことがあります。でも、人が自立した生活を送るためには、日常の小さな選択の積み重ねが不可欠です。
何を食べるか、どんな服を着るか、今日は外出するかどうか、どんな部屋に住むか——こうした選択を繰り返すことで、人は「自分の意思で生きている」という感覚を育てていきます。
自分で選ぶということは、自由であると同時に、自分の選択に責任を持つということでもあります。その経験の積み重ねが、本当の意味での自立を育てるとゆいまちは考えています。支援とは、選択を代わりに行うことではなく、選択できる環境をつくることだと信じています。
「あそこで暮らしたい」と思えるホームを
グループホームを選ぶとき、こんな理由で選ばれることがあります。
「家から近いから」
「相談員さんに紹介してもらったから」
「空きがあったから」——。
それ自体は決して悪いことではありません。でも、ゆいまちが目指したいのは、そこではありません。
「あそこで生活したい」
「好きな家具を選んで、ワクワクしながら引っ越したい」
「ゆいまちだから、ここで暮らしたい」
——そう自分の意志で選んでもらえる場所であること。
自分が心から「住みたい」と思って選んだ場所に住む。その「選択」そのものが、すでに自立への第一歩です。場所を与えられるのではなく、自分で選ぶ。その違いが、毎日の暮らしの質をまったく変えると、ゆいまちは信じています。
好きなインテリアで、ワクワクする部屋へ
ゆいまちでは、入居前に好みのインテリアスタイルを選んでお部屋をコーディネートする仕組みを導入しています。創業28年の不動産会社代表が自らプロデュースした、岐阜市初・日本初の取り組みです。
「どうせ住むなら、好きな部屋で暮らしたい」という入居者の声から生まれたこの仕組みは、単なる内装サービスではありません。
引っ越す前から「こんな部屋にしようかな」「このインテリアにしたらどんな感じだろう」と考える時間は、新しい生活への期待と主体性を育てます。「自分で選んだ」という感覚は、その部屋を「自分の場所」として大切にする気持ちにもつながります。
ワクワクしながら引っ越しの日を待つ——その体験そのものが、ゆいまちの支援の始まりです。
ゆいまちのアパート型グループホームの3つの特徴
① 完全個室・鍵付きワンルーム、好みのインテリアで入居(岐阜初)
ゆいまちの居室は鍵のかかるワンルームアパートです。スタッフが無断で入ることはなく、自分だけのプライベートな空間が保証されています。部屋の使い方も、インテリアも、日々の時間割も——すべて自分で決められます。
さらに、入居前に好みのインテリアスタイルを選べる岐阜初の仕組みを採用。好きな雰囲気の部屋に、自分の荷物を持って引っ越せます。
② 家賃自己負担9,900円〜。障害年金のみでも暮らせる費用設計
月々の家賃自己負担は9,900円〜。国の「特定障害者特別給付金(補足給付)」を最大限に活用した料金設計で、障害年金のみの方でも無理なく生活できます。生活保護を受給中の方も、個別にご相談いただけます。
| 費用項目 | 金額(目安) |
|---|---|
| 家賃自己負担 | 月額9,900円または11,000円(補助適用後) |
| 食費 | 朝食400円・夕食600円(一食あたり実費) |
| 光熱費 | 月額12,000円(水道代無料) |
| 日用品費 | 月額3,000円 |
※家賃自己負担額は国の家賃補助(特定障害者特別給付費)を適用後の金額です。
③ 3つの住まい方から、自分に合った形を選べる
ゆいまちには3つのタイプがあります。自分の状況や希望、大切にしたい暮らし方に合わせて選べます。
- ゆいまちとひとり——完全個室・アパート型。一人の時間と空間を大切にしながら、自立した生活を送りたい方へ。
- ゆいまちとふたり——きょうだいやパートナーなど、ずっと一緒に時間を過ごしてきた大切な人と同じ屋根の下で暮らしたい方へ。
- ゆいまちとみんな——仲間と「ただいま」「おかえり」を言い合える、温かい共同生活を送りたい方へ。
こんな方に、アパート型グループホームが向いています
以下に当てはまる方は、ぜひ一度ゆいまちの見学においでください。
- 一人の時間・空間を大切にしたい方
- 自分のペースで、自由に生活したい方
- 施設や共同生活の雰囲気が苦手な方
- 感覚過敏があり、他者の気配がつらいと感じることがある方
- 一人暮らしに挑戦したいが、不安がある方
- 家族と離れて、自立した生活を始めたい方
- 現在のグループホームに不満があり、転居を考えている方
- プライバシーを守りながら、必要なときだけ支援を受けたい方
- 「いつか一人暮らし」を目標にしながら、段階的に自立を進めたい方
- 親亡き後のことを、今から考えておきたいご家族
施設情報
| 施設名 | ゆいまちとひとり 岐阜洞 |
|---|---|
| 住所 | 岐阜県岐阜市洞1037番地22 サンメゾン24C棟 |
| 最寄り | 岐阜バス黒野線 黒野病院前 徒歩2分 |
| 対象 | 精神障がい・知的障がい・発達障害・ADHD・ASDなどをお持ちの方(障害支援区分1〜4) |
| 支援体制 | 服薬介助・現金管理・夜間支援など |
| 定員 | 男女混合 7名 |
| 電話 | 050-1793-9000 |
| 開設 | 2026年4月 |
よくある質問
A.「自分の時間・空間を大切にしたい」「プライバシーを守りたい」「一人暮らしに近い感覚で生活したい」という方にはアパート型が向いています。一方、「誰かとのつながりの中で安心感を得たい」「日常的に顔を合わせる仲間がほしい」という方にはシェアハウス型が向いていることもあります。迷っている場合は、まず見学においでください。実際の空間を見て、スタッフと話すことで、「ここが合うかどうか」を感じていただけます。
A.可能です。転居の流れや手続きについては、個別にご相談ください。他のグループホームからの転居相談は多くいただいており、丁寧に対応しています。現在の支援者(相談支援員)の方も含めてご相談いただくことも歓迎しています。
A.受給状況によってご入居いただけます。詳しくは個別にご相談ください。
A.夜間支援に対応しています。体調の急変や緊急のことが起きた場合にも、対応できる体制を整えています。
A.岐阜県内であればご相談いただけます。各務原市・山県市・一宮市・羽島市・稲沢市など近隣市からのご相談も多くいただいています。移住を伴う入居にも対応しています。
A.見学・相談はすべて無料です。お電話・メール・LINEのいずれかからお気軽にご予約ください。「まだ迷っている」「情報収集の段階」という方も大歓迎です。
A.見学・面談・手続きを経て、通常1〜2ヶ月程度での入居が目安です。空き状況によって変わりますので、まずはお問い合わせください。
見学・お問い合わせ
「住んでみたいかもしれない」「もう少し話を聞いてみたい」
そう思ったら、まず見学においでください。
見学・相談はすべて無料。「まだ迷っている」という段階でも大歓迎です。
岐阜市内はもちろん、瑞穂市・各務原市・山県市・一宮市・羽島市・稲沢市などからのご相談もお待ちしています。
「ここで暮らしたい」と思えた日が、新しい生活の始まりです。
優しい街と株式会社 代表・島崎について
不動産×インテリア×福祉——三つの現場を知る代表
創業29年の不動産会社(徳川地所有限会社)代表取締役。
インテリアスタイリストとしての知見を持ち、自らグループホームの内装を手掛ける。
福祉経験ゼロから障がい者の住まい問題に飛び込み、「業界の内側から変える」と決意した実践者。
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